フリーランスでお金を稼ぐと、どんな税金を支払わなければいけないのでしょうか?

今回は、フリーランスが支払うべき「税金の種類」をご紹介します。

フリーランスに発生する税金

所得税

フリーランスが払わないといけない「税金の種類」とは?

フリーランスなどの個人がその所得、つまり儲けに対して国に支払う税金のことです。

フリーランスの所得税:申告、納税方法

確定申告後、現金支払いの場合は毎年3月15日まで、口座振替の場合は毎年4月下旬までに納税します。

申告方法

  • e-Taxでウェブ申告
  • 郵便又は信書便で税務署に送付
  • 税務署の受付に提出

納付方法

  • 振替納税
  • e-Taxでウェブ支払い
    (銀行振り込みやネットバンキングなど)
  • クレジットカード
  • コンビニで支払う
  • 税務署窓口にて現金支払い

フリーランスの所得税:計算方法

  1. 所得金額を求める
    収入−必要経費−各種控除=(a)所得税算定の基礎となる所得金額
  2. 所得税を算定する
    (a)所得金額×(b)税率−(c)控除額=所得税額
(a)所得金額(b)税率(c)控除額
1955%0円
195万円超330万円以下10%97,500円
330万円超695万円以下20%42万7,500円
695万円超900万円以下23%63万6,000円
900万円超1,800万円以下33%153万6,000円
1,800万円超4,000万円以下40%279万6,000円
4,000万円超45%479万6,000円
出典:国税庁

所得金額を算定する際の各種控除について

一定条件にあてはまる場合、所得合計金額から一定金額を差し引くことのできる制度です。

  • 誰にでも適用されるわけではない
  • 申告しなければ受けられない
  • 控除は15種類(雑損、医療費、扶養など)

所得税:サラリーマンの場合

毎月の給与から天引きされている源泉徴収税が所得税にあたります。

住民税

フリーランスが払わないといけない「税金の種類」とは?

フリーランスなど個人が、都道府県と市区町村に支払う税金のことです。

所得税のように国に支払う国税に対して、住民税は地方税にあたります。

申告方法

一般的に、所得税の確定申告を税務署が管理しそのデータを基にして市(区)役所が住民税を計算するので、確定申告をした人は申告の必要はありません。

▼住民税申告が必要な場合

  • 確定申告をしていない人
  • 退職して年末調整をしていない人
  • 特別な控除を使う人(住民税の医療費控除など)
  • 税の減免制度を利用する人(生活保護や災害など)

納付方法

フリーランスや個人の場合、普通徴収と呼ばれる方法で納付します。

5月から6月に自宅に納付書が届き、一括か4回の分割払いが可能です。

原則として現金支払いですが、自治体によってはクレジット決済にも対応しています。

▼納付窓口

  • 役場
  • コンビニ
  • 銀行

住民税:サラリーマンの場合

毎月の給与から天引きされ支払われ、普通徴収に対して特別徴収と呼ばれます。

会社に副業を知られたくない場合、確定申告の際に住民税の徴収方法の選択欄「自分で納付」にチェックをして「普通徴収」を選択します。

「自分で納付」にチェックすることで、副業分の住民税は自分で納付することができます。

個人事業税

フリーランスが払わないといけない「税金の種類」とは?

個人事業主に事業をしていることに対して課せられる税金で、当然サラリーマンにはありません。

住民税と同じく、国に支払う国税ではなく地方税にあたります。

申告方法

確定申告のデータを税務署と都道府県が共有し、都道府県税事務所から通知が届くので確定申告をした人は申告の必要はありません。

納付方法

8月に都道府県から納付書が届くので8・11月の2回で支払いますが、税額が1万円以下は8月の1回のみです。

原則として現金支払いですが、自治体によってはクレジット決済にも対応しています。

▼納付窓口

  • 各都道府県の税事務所
  • 支庁の窓口
  • 金融機関
  • 口座振替
  • コンビニ払い

個人事業税:計算方法

(売上-経費-(a)事業専従者給与-(b)各種控除)× (c)税率=個人事業税

  • (a)事業専従者給与
    青、白色申告で差し引ける額が変わります
  • (b)各種控除
    事業控除一律290万円、繰越控除
  • (c)税率
    事業によって3〜5%

個人事業税は経費になる

個人事業税は、全額租税公課扱いになります。節税のためにもしっかり記録・仕訳しましょう。

消費税

フリーランスが払わないといけない「税金の種類」とは?

そもそも消費税とは、商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金です。

消費者が負担している消費税を事業者が「預かり」、実際に納めるのは事業者ということです。

原則として課税売上が1,000万円を超えると納付義務が生じる税金です。

また、前々年の課税売上が納税対象となるため、設立から2年間は「免税事業者」となります。

申告方法

  1. 消費税申告書の入手
  2. 添付書類の準備
  3. 期限までに書類を作成して税務署へ提出

個人事業主の場合、確定申告と同時に申告します。

納付方法

  1. 振替納税
  2. e-Tax
  3. クレジットカード
  4. コンビニ納付
  5. 現金(金融機関、税務署)

固定資産税

フリーランスが払わないといけない「税金の種類」とは?

自宅を仕事場にしている人で、その自宅が持ち家の場合は固定資産税がかかります。

申告方法

固定資産税はとくに申告する必要はなく、市町村から納付書が届きます。

納付方法

納期は年4回に分割されていますが、市町村によって時期は異なるため各自治体のサイトで調べましょう。

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